幕が上がる
今回は、各役について、スポットを当ててみたい。
まずは、私が推している、中西さん(有安杏果)
この映画に挑む彼女の姿勢は本当に素晴らしい。
相当な努力と時間を費やして役作りをしたであろうことが感じられました。
まず、有安杏果を完全に消しました。中西悦子になりきる。
女優として当たり前のことかもしれませんが、相当難しいことです。
しかもそれを有安杏果が大好きな我々に感じさせるのですからもう、至難の業です。
でも、それをやり切ったと思います。
印象的な登場シーン。転校してきて、さおりと、がるるの前でのセリフ「中西です」
後ろ姿からのカメラワーク、微動だにしない上半身と目線での演技。
完璧でした。
その後も、中西さんは目や表情で演技することが多いです。
目は口ほどに物を言う。まさにそんな印象を受けました。
夜のホームのシーンはもちろんですが、ユッコとの演技がとても印象的で
素敵でした。入部をする時のあいさつ場面での視線。そこからの歩み寄り距離感が縮んでいく過程。そして、屋上でのペンキを塗り合い「あいつ」を共有するところ。
極め付けは「いいチーム、みんな本当にいたがっている」このセリフが
以前、24時間ustで杏果が言った「やっぱももクロっていいよね」に共通するものを感じられて、涙が止まりませんでした。
ユッコ(玉井詩織)
現在発売されている様々な関連本でのインタビュー記事等で
彼女の映画へ想いに触れている。
シーンによっては彼女自身が本心から納得いかない場面もあったようです。
例えば、新宿の高層ビルを目の前にしたシーンでは、思い通りに行かず悔し涙を
流したそうです。
そう、しおりんは、優等生。なんでもそつなくこなし、平均以上の実績をだせてしまう
それゆえ、突き詰めて何かを極めるあるいは、表現することにハードルを感じることも
あるのかもしれない。
できない人は、それを克服するための術を人生を通して学び身につけていきますが、そつなくこなせる人はそういう蓄積が無い分、いざというときに実力を出し切ることが難しいのかもしれません。
それでも、私の目には、ユッコの演技は光る部分が目立ちました。先に述べた中西さんとの視線を交わすシーンや、共演していく過程で人間関係を構築していく様は、とても自然でかつ、彼女の素の魅力にあふれています。
さおりとのベッドの中での会話のシーンは、凄く自然で、人としての弱さや儚さがすごく
上手に表現できていました。さおりとの人間関係がユッコのセリフによって自然でかつ分かりやすく演じられていました。
さわやかのハンバーグを頬張るシーンはなんと幸せな瞬間だったことか。もう、最高に素敵な笑顔でした。
明美さん(佐々木彩夏)
あーりんは、佐々木プロであることを世に示すことに成功したと思います。
リアル高校生で、これだけ自然に高度な演技をやり切ったあーりんは本当に凄いです。
日本の宝だと思います。将来が楽しみです。
なにかと取り上げられることの多い、肖像画のシーン。あれを一発撮りであのクオリティで演じられるあーりんは本当にプロです、いやプロ中のプロなのかもしれません。
そして、さおりとのシーンがとても愛おしです。さおりの後ろから抱き付いて、「大好き」とつぶやくシーンの至福感はたまりませんでした。大会で入選した時に喜びを全身で表現して、さおりに抱き付きキスするシーンも本当にキュンとします。
部員としては、後輩と先輩の間に挟まりつつも、現場で調整し、空気を創りだして行く様は、リアルあーりんの片鱗も垣間見られるような
役でした。何事にも本気で、常に客観的な視線を意識して、それでいて期待以上の結果を出す。流石とした言いようがありません。
がるる(高城れに)
れにちゃんは、彼女らしいキャラクターをうまく、がるる役に落とし込んでいたと思います。
原作を読まずに観た方には、れにちゃんそのものだと思われた方もいると思いますが、
原作のがるるは、どこかれにちゃんに共通する部分があります。
なので、キャラクターを維持して上手に演じていると思います。
自由奔放な性格のように見せつつ、でも繊細な面もある。「やば~い」って叫びながら廊下を走る愛嬌あるシーンはとても可愛かったです。
でも、ちゃんと全体をみているのです。道化師役をかってでることもある反面、観なくてもよい、気付きたくなかったようなことにも意識がいってしまいます。その葛藤の中でどうやって輪を築いていくか。その健気な振る舞いに涙がでます。だれよりも気を配り、その懐に飛び込んでいける、高城れにの、がるるがこの映画をより深いものにしているように感じました。さおりのバースデーケーキを演じた姿もとても素敵でした。いいなぁ、がるる。
最後にもう一度、さおり
エンディングでのクライマックスで緞帳を上げる為にカウントダウンする、さおりの表情は、まるで種子島のロケット発射のそれと重なる程の、オーラを感じました。
宇宙の果てまで行ける切符を持ている。
だから、我々はどこまででも行ける。
夏菜子さんのカウントダウンで発射された我々は
更なる高みとあり得ないところまで行ける勇気、希望を改めて実感することが
できた。
幕が上がると同時に、我々のさらなる歩みが始まった。
さぁ、彼女達と共に、未来へススメ!
今回は、各役について、スポットを当ててみたい。
まずは、私が推している、中西さん(有安杏果)
この映画に挑む彼女の姿勢は本当に素晴らしい。
相当な努力と時間を費やして役作りをしたであろうことが感じられました。
まず、有安杏果を完全に消しました。中西悦子になりきる。
女優として当たり前のことかもしれませんが、相当難しいことです。
しかもそれを有安杏果が大好きな我々に感じさせるのですからもう、至難の業です。
でも、それをやり切ったと思います。
印象的な登場シーン。転校してきて、さおりと、がるるの前でのセリフ「中西です」
後ろ姿からのカメラワーク、微動だにしない上半身と目線での演技。
完璧でした。
その後も、中西さんは目や表情で演技することが多いです。
目は口ほどに物を言う。まさにそんな印象を受けました。
夜のホームのシーンはもちろんですが、ユッコとの演技がとても印象的で
素敵でした。入部をする時のあいさつ場面での視線。そこからの歩み寄り距離感が縮んでいく過程。そして、屋上でのペンキを塗り合い「あいつ」を共有するところ。
極め付けは「いいチーム、みんな本当にいたがっている」このセリフが
以前、24時間ustで杏果が言った「やっぱももクロっていいよね」に共通するものを感じられて、涙が止まりませんでした。
ユッコ(玉井詩織)
現在発売されている様々な関連本でのインタビュー記事等で
彼女の映画へ想いに触れている。
シーンによっては彼女自身が本心から納得いかない場面もあったようです。
例えば、新宿の高層ビルを目の前にしたシーンでは、思い通りに行かず悔し涙を
流したそうです。
そう、しおりんは、優等生。なんでもそつなくこなし、平均以上の実績をだせてしまう
それゆえ、突き詰めて何かを極めるあるいは、表現することにハードルを感じることも
あるのかもしれない。
できない人は、それを克服するための術を人生を通して学び身につけていきますが、そつなくこなせる人はそういう蓄積が無い分、いざというときに実力を出し切ることが難しいのかもしれません。
それでも、私の目には、ユッコの演技は光る部分が目立ちました。先に述べた中西さんとの視線を交わすシーンや、共演していく過程で人間関係を構築していく様は、とても自然でかつ、彼女の素の魅力にあふれています。
さおりとのベッドの中での会話のシーンは、凄く自然で、人としての弱さや儚さがすごく
上手に表現できていました。さおりとの人間関係がユッコのセリフによって自然でかつ分かりやすく演じられていました。
さわやかのハンバーグを頬張るシーンはなんと幸せな瞬間だったことか。もう、最高に素敵な笑顔でした。
明美さん(佐々木彩夏)
あーりんは、佐々木プロであることを世に示すことに成功したと思います。
リアル高校生で、これだけ自然に高度な演技をやり切ったあーりんは本当に凄いです。
日本の宝だと思います。将来が楽しみです。
なにかと取り上げられることの多い、肖像画のシーン。あれを一発撮りであのクオリティで演じられるあーりんは本当にプロです、いやプロ中のプロなのかもしれません。
そして、さおりとのシーンがとても愛おしです。さおりの後ろから抱き付いて、「大好き」とつぶやくシーンの至福感はたまりませんでした。大会で入選した時に喜びを全身で表現して、さおりに抱き付きキスするシーンも本当にキュンとします。
部員としては、後輩と先輩の間に挟まりつつも、現場で調整し、空気を創りだして行く様は、リアルあーりんの片鱗も垣間見られるような
役でした。何事にも本気で、常に客観的な視線を意識して、それでいて期待以上の結果を出す。流石とした言いようがありません。
がるる(高城れに)
れにちゃんは、彼女らしいキャラクターをうまく、がるる役に落とし込んでいたと思います。
原作を読まずに観た方には、れにちゃんそのものだと思われた方もいると思いますが、
原作のがるるは、どこかれにちゃんに共通する部分があります。
なので、キャラクターを維持して上手に演じていると思います。
自由奔放な性格のように見せつつ、でも繊細な面もある。「やば~い」って叫びながら廊下を走る愛嬌あるシーンはとても可愛かったです。
でも、ちゃんと全体をみているのです。道化師役をかってでることもある反面、観なくてもよい、気付きたくなかったようなことにも意識がいってしまいます。その葛藤の中でどうやって輪を築いていくか。その健気な振る舞いに涙がでます。だれよりも気を配り、その懐に飛び込んでいける、高城れにの、がるるがこの映画をより深いものにしているように感じました。さおりのバースデーケーキを演じた姿もとても素敵でした。いいなぁ、がるる。
最後にもう一度、さおり
エンディングでのクライマックスで緞帳を上げる為にカウントダウンする、さおりの表情は、まるで種子島のロケット発射のそれと重なる程の、オーラを感じました。
宇宙の果てまで行ける切符を持ている。
だから、我々はどこまででも行ける。
夏菜子さんのカウントダウンで発射された我々は
更なる高みとあり得ないところまで行ける勇気、希望を改めて実感することが
できた。
幕が上がると同時に、我々のさらなる歩みが始まった。
さぁ、彼女達と共に、未来へススメ!
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by bbsenshi
| 2015-03-01 20:59
| ライブ/イベント